キャンプや車中泊などの非日常空間で便利なポータブル電源。
スマホやPCの充電、扇風機、テレビなどをポータブル電源で充電することで使用することができます。
またあなたの地域が大きな災害にあったとしても、ポータブル電源があったら助かる場面も多くなるでしょう。
最近では家電量販店でも売られる数が多くなっているポータブル電源ですが、値段も性能も様々であることをご存知ですか?
今回はそんなポータブル電源を“安さ重視”でいくつかご紹介します!
初心者キャンパーの方や、防災意識が高まったような方、ポータブル電源に興味のある方、必見です!
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ポータブル電源とは?
ではまず、ポータブル電源について簡単に解説します。
ポータブル電源とは、家電などの電力を用いるものに対して持ち運び式で電気を供給できるものです。
USB出力、ACアダプタなどのプラグとPC、家電などを繋ぐことで、電力を供給してくれます。
イメージとしては、持ち運びができる大きなモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーは通常スマホのみ充電が可能なのに対し、ポータブル電源は様々なものを充電することが可能です。
ポータブル電源で充電可能なもの
- スマホ、PC
- 扇風機
- テレビ、プロジェクター
- 車載冷蔵庫、小型IH
- 加湿器
- LEDライト
- 電気毛布
これだけ見ても十分な働きようなので、キャンプや災害時に役立つ理由が分かります。
ただし200Wの定格出力で使える家電に限るので、エアコンなどの大きな家電(起動時の瞬間消費電力がポーダブル電源の最大瞬間出力より高いもの)はポータブル電源は使えません。
ポータブル電源を使用する時は、消費電力を確認して使用することで、事故防止ができるでしょう。
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ポータブル電源の相場は?
ポータブル電源の価格はピンキリです。
性能を詰め込んだ高いもので10万円以上、価格重視で初心者でも購入しやすい安いもので1万円〜様々です。
価格の違いが出てくるのは以下の理由が挙げられます。
メモ
- メーカーによって強みが違う
- 対応している消費電力
- 電池の種類や出力形態
- 出力ポートの数や種類
- 充電以外の機能があるかどうか
1万円台〜買える安いポータブル電源では、出力ポートが少なかったり本体の充電池容量が少なかったりします。
価格を抑えている分制限が出てくるので、使いたい電源供給先の消費電力を確認しなければなりません。
反対に15万円以上のものは、本体の容量が多かったり出力ポートがUSBだけでなく様々なアダプタが付いていたりします。
本体容量が増えれば充電容量も多くなり、使える消費電力や消費電力の大きさが変わってきます。
本体の容量や品質によって価格に差があるということを覚えておきましょう。
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安いポータブル電源の特徴は?
安いポータブル電源は出力ポートが少なかったり本体の充電池容量が少ないということが分かりました。
一見聞こえは悪いかもしれませんが、言い換えればコンパクトに作られているので持ち運びがしやすいです。
例えばANKERで2万円台のポータブル電源は本体重量が4.1kgに対し、Jackery Japanの10万円台のポータブル電源は本体重量が10.8kgあります。
容量が多いとその分本体も大きくなるので当然ですが、持ち運びがしやすいとキャンプなどでの出番も多くなるのではないでしょうか?
またポータブル電源はキャンプブームや緊急時のライフラインとして注目されていることもあり、家電量販店だけでなくインターネットでも購入が可能です。
その場合、購入を考えているメーカーの公式オンラインストアでの購入が一番安心でおすすめできます。
安いポータブル電源のメリット
1万円台〜購入できる安いポータブル電源は、各種メーカーで多数販売されています。
そんな価格重視のポータブル電源の1番のメリットは本体価格が安いことで家計への負担が少なく、お財布に優しいことです。
そして本体がコンパクトに作られているので、本体重量も比較的軽いものが多いです。(5kgの米袋1つの重さ程度です)
安いポータブル電源の場合、初めてポータブル電源を買うような方でも気軽に購入して、製品を使うことができます。
最初から10万円を超える本格的n製品を買うよりも、お手軽に購入できるところが嬉しいですね!
ポイント
家計への負担が少なく、お財布に優しい
本体重量が比較的軽め
初めてのポータブル電源として購入しやすい
安いポータブル電源でも、高品質なものは存在します。
ポータブル電源が気にはなっているけど手が出ないという方は、まずは価格重視の安価なポータブル電源から購入してみてはいかがでしょうか?
安いポータブル電源のデメリット
安いポータブル電源は初心者でも購入しやすいですが、当然デメリットも存在します。
まずは機能や性能に制限があることです。
高いポータブル電源の出力ポートがACアダプタ、USB、シガーソケットなどが複数搭載されているのに対し、安いポータブル電源は出力ポートがそれぞれ1つずつしか搭載されていないなどの差があります。
制限があるということは当然本体の消費電力も差があるので、長時間の利用や複数回の充電はできません。
またドライヤーやホットプレートなどの電化製品で、ポータブル電源の起動時の瞬間消費電力より高いものは使えません。
大きな家電が使えないとキャンプや緊急時に不便という場合もあるでしょうから、事前に消費電力を確認すると、トラブルや事故が減るでしょう。
注意ポイント
機能や性能に制限がある
長時間の利用や複数回の充電はできない
大きな家電製品は使えない
安いポータブル電源が高いポータブル電源と比べて性能や制限が劣るのは当然です。
ただしっかり製品の性能などを確認することで、条件に合うポータブル電源を購入できるでしょう。
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ここからは安いポータブル電源のおすすめランキングを、メーカーごとにご紹介します。
今回は各種メーカーが取り扱っているポータブル電源のうち、15万円以下の製品に限って紹介しているので、早速見ていきましょう。
ご紹介するメーカーは、以下の6つです。
- Jackery
- ANKER
- EcoFlow
- BLUETTI
- Victor
- AVIOT
1.Jackery ポータブル電源
まずはJackeryです。
Jackeryはアメリカで生まれ、『グリーンエネルギーをあらゆる人に、あらゆる場所で提供する』というコンセプトのもと製品作りがされています。
2016年にブランド初となるアウトドア用ポータブル電源を発売し、現在では1万円台〜40万円台と幅広い価格で商品展開をしています。
初めてポータブル電源を購入するような方も、購入しやすいような価格設定があるのが嬉しいですね。
ポータブル電源のある暮らしや使い勝手に慣れたら、同メーカーで高スペックの製品に買い替えができるところも高ポイントです!
2.ANKER ポータブル電源
2つ目はANKERです。
ポータブル電源だけでなく、オーディオやプロジェクターなどを販売しているANKER。
身近なところではモバイルバッテリーがありますね。筆者もANKERのモバイルバッテリーは愛用しています。
さらにふるさと納税の返礼品としての取り扱いも行なっており、ポータブル電源だけでない様々な製品が有名になっています。
そんなANKERのポータブル電源は、最安値でなんと1万円を切り、高いものでは約70万円と大変幅広く制作されています。
どこで使うか・何を充電したいかを考えると、幅広い製品からあなたの気にいるポータブル電源が見つけられるのではないでしょうか?
3.Eco Flow ポータブル電源
3つ目はEcoFlowです。
EcoFlowは安全性と利便性に焦点を当て、人々の生活をより良いものにするというコンセプトで製品を生み出している会社です。
1000Whを超える大容量ポータブル電源であるDELTAシリーズと、小型かつ軽量で持ち運びがしやすい小型ポータブル電源であるRIVERシリーズの2つがあります。
価格を抑えたい場合は、RIVERシリーズから選ぶとより製品を見つけやすくなるでしょう。
RIVERシリーズで満足できない場合は、DELTAシリーズに切り替えができるのも嬉しいポイントです。
4.BLUETTI ポータブル電源
4つ目はBLUETTIです。
BLUETTIは2019年に創設した比較的新しい会社で、『次世代が豊かで健康的に暮らせるサステナブルな生活を後押しする』というコンセプトです。
車中泊が可能な2万円台〜防災でも使える約30万円のポータブル電源まで幅広く製品展開しております。
それぞれ小容量・大容量とで製品が選べたり拡張バッテリーなどのアクセサリーも豊富なので、カスタマイズするのも楽しそうですね!
また別途でソーラーパネルなども販売しているので、ポータブル電源のある暮らしがより楽しくなること間違いなしです。
5.Victor ポータブル電源
5つ目はVictorです。
Victorのポータブル電源は、長寿命・常時接続・自動給電を安心ポイントとして掲げ、製品を届けています。
価格は4万円台〜20万円台で、安すぎず高すぎずという印象です。
公式HPではポータブル電源を実際に使って『全自動コーヒーメーカーを使う』『満充電のポータブル電源を0%になるまで使う』などのコラムも発信しています。
リアリティある使用体験が読めるので、製品選びの参考になるのではないでしょうか?
6.AVIOT ポータブル電源
6つ目はAVIOTです。
日本製ブランドのAVIOTは、安心・充実のアフターサポートを可能にしているポータブル電源メーカーです。
ポータブル電源の他にワイヤレスイヤホンやヘッドホンなどを販売しています。
ポータブル電源の価格は10万円以下で買えるものが少ないですが、その分品質は申し分ないです。
初めてのポータブル電源としてはやや金額は高めですが、安心して使用できるメーカーといえるでしょう。
安いポータブル電源は消費電力や本体容量に制限があるため、あまり良い印象をもたれないかもしれません。
しかし非日常であるキャンプなどでは、安いポータブル電源でも事足りる場合もあるでしょう。
大切なことはポータブル電源を使って『何をしたいか』です。
「まずは安く購入して、気に入ったらスペックの良いものを買おう!」という考えでも全く問題ありません。
今回ご紹介したポータブル電源メーカー以外にも、様々なメーカーがポータブル電源を取り扱っています。
ポータブル電源の購入を考えている方、是非いろいろ比較してくださいね。
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ポータブル電源は安くても良い性能の製品がたくさんある
メーカーごとに特徴やコンセプトが異なる分、本体の持ちや性能が異なるということが分かりました。
安いポータブル電源を選ぶ際は、性能や消費電力をきちんと確認するようにしましょう。
よく調べないまま購入してしまうと、後から「使おうと思っていた家電が使えなかった!」という残念なことを無くせます。
ポータブル電源は何かと便利なグッズなので、ぜひあなたの気にいるポータブル電源を見つけてくださいね!
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