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マキタ 18V充電式グラインダー選び方とおすすめランキング!

この記事では、マキタの18Vバッテリーを使用する充電式のディスクグラインダーをご紹介します。ディスクグラインダーは、先端工具を取り換えることで、切断や研削、研磨など様々な用途に使える電動工具です。

基本的にはプロ向けの電動工具ですが、塗装剥がしやサビ落としなどにも使えるので、DIY用としても一台持っておくと便利です。

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ディスクグラインダーとは?

単にグラインダーと言った場合は、刃物を研いだりするのに使う卓上グラインダーや、軸付きの砥石を使って精密な加工を行うハンドグラインダーなどを含みますが、この記事でご紹介するのは、円盤状の砥石やブレードを使うディスクグラインダーです。

ディスクグラインダーは、先端工具を取り換えることで様々な用途に使用できます。研削砥石を使って金属や石材、コンクリートなどの表面を削ったり、切断砥石を使って鉄筋や鉄パイプを切断したり、その他にもサビ落としや塗装剥がしなど、多用途に使える電動工具です。

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ディスクグラインダーの選び方のポイント

この記事では、マキタのディスクグラインダーの18V機をご紹介します(18Vバッテリーを2個使用する36V機を一部含みます)。同じ18V機であることを前提にすると、性能差が小さくなり、何を基準に選べ良いのか分かりにくいという方もいらっしゃると思います。そこで、マキタの18Vディスクグラインダーを選ぶ際のポイントを解説します。

装着する砥石のサイズ

ディスクグラインダーは、製品によって取り付けることできる砥石などの先端工具のサイズが決まっています。切断に使う際には、砥石のサイズが大きい方が太い材料も一気に切断できますし、研削する際のスピードも上がります。ただ、砥石のサイズが大きくなると、基本的にはディスクグラインダー本体のサイズも大きくなるので、取り回しは悪くなる傾向があります。

マキタの18Vのディスクグラインダーの場合、砥石のサイズは100mmか125mmです。100mmと125mmの場合は、それほど大きな違いにはなりませんが、小さいサイズの方が取り回しが良くなり、大きいサイズの方が作業効率が良くなります。自分の好みに合った方を選びましょう。

なお、この記事でご紹介している18Vを2個使用するディスクグラインダーの砥石のサイズは180mmです。40mmのアングル鋼を一発切断することが可能なパワーがありますが、製品が大きく重くなり腕力がない人には扱いが難しくなります。また、ディスクグラインダーの主流は100mmと125mmなので、180mmは先端工具のラインナップが少なくなるデメリットもあります。

スイッチの形式

マキタの18Vのディスクグラインダーには、スライドスイッチとパドルスイッチの製品があります。スイッチ以外の性能については基本的に同等な機種が、スイッチの形式違いで2種類販売されているので、作業に合ったスイッチ形状の機種を選ぶことができます。

スライドスイッチのメリット

スライドスイッチは、本体上面にスライド式のスイッチがあります。一旦スイッチをオンにすると、スイッチの操作をする必要なく砥石が回転を続けるため、連続作業に適しています。ただ、スイッチをオフにするまで砥石が回転し続けるため、慎重に作業をする必要があります。

パドルスイッチのメリット

パドルスイッチは、本体のグリップにスイッチがあり、グリップを握り込むとスイッチがオンになります。誤操作防止のため、ロックオフレバーを倒した状態でなければスイッチが入らない設計になっています。

スイッチを握ればオンになり、離すとオフになるので、スイッチを入れたり切ったりしながら断続的に作業する場合に便利です。

パドルスイッチを離した際にはブレーキがかかる仕組みになっていて、砥石が回転し続けることがないため、安全性が高い点もメリットです。

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マキタの18V充電式グラインダーのおすすめ7選

ここからは、具体的なおすすめのディスグラインダーをランキング形式でご紹介します。それぞれの製品に特長がありますから、ランキングが下位の製品であっても、使用環境や作業内容によっては自分に合っている可能性もあります。ランキングを参考にしつつ、自分に合った製品を見つけてください。

1位 マキタ 充電式ディスクグラインダ GA404DZN

砥石のサイズ100mm、スライドスイッチを採用した製品です。コンセントから電源を取るAC機に匹敵するパワーがあり、コンクリートに20mmの切込を入れることが可能です。長さ600mm、切込み深さ10mmのコンクリート切断作業を約22秒でこなします。

自動モード切替機能もあり、負荷が小さいときはハイスピードモード、負荷が大きくなると自動で高トルクモードに切り替わります。負荷に応じて回転数が変わり、効率よく作業を進めることができます

安全性にも配慮されていて、キックバック時の急激な回転数の低下を検知すると、回転が自動で停止するキックバック低減機能が搭載されています。

GA404DZNの仕様

研削砥石寸法(mm) 外径 100
厚さ 6(取付可能砥石厚さ3~6)
内径 15
回転数(回転/分) 8,500
1充電作業量
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)使用時
コンクリートの筋付け(切込み深さ10mm) 約16.8m
本機寸法(mm) 長さ×幅×高さ 362×117×140
質量(kg)※バッテリー含む 2.3

 

2位 マキタ 充電式ディスグラインダ GA504DZN

砥石のサイズ125mm、スライドスイッチを採用した製品です。スペックとしては1位のGA404DZNと大きな差はありませんが、砥石のサイズが大きくなっている分、厚みのある素材を切断したり、深く掘り込んだりすることができます

また、砥石が大きいため作業効率が良くなり、砥石を交換する頻度も減らせます。切断などをする素材が大きい場合や、作業効率を重視したい場合におすすめです。

もう一つのGA404DZNとの違いとして、サイドグリップが標準で付属している点があります。サイドグリップを取り付ければ、両手でしっかり保持できて、安定した作業が可能です。

GA504DZNの仕様

研削砥石寸法(mm) 外径 125
厚さ 6(取付可能砥石厚さ3~6)
内径 22
回転数(回転/分) 8,500
1充電作業量
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)使用時
コンクリートの筋付け(切込み深さ10mm) 約16.8m
本機寸法(mm) 長さ×幅×高さ 362×140×145
質量(kg)※バッテリー含む 2.5

 

3位 マキタ 充電式ディスクグラインダ GA420DZ

砥石のサイズ100mm、パドルスイッチを採用した製品です。ディスクグラインダーとしての基本的な性能は、他の製品と大きくは変わりませんが、砥石などの先端工具の交換にX-LOCKという機構が採用されている点が大きな特徴となります。

X-LOCKは、先端工具を取り付ける際には先端工具を押し込むだけ、外す際には取り外しレバーを引くだけのワンタッチで、先端工具の交換が行えます。摩耗した砥石の交換をする際や、作業内容に合わせて先端工具を取り換える際などに、工具を使う必要もなく、短時間で行えて非常に便利です。

注意点としては、本製品には、X-LOCK対応の先端工具しか使えません。インターネット通販で購入するような場合は問題ありませんが、近所のホームセンターで購入したいというような場合は、店舗によってはX-LOCK対応の先端工具の取扱いがない場合もあり得ます。先端工具の購入場所なども考慮した上で、購入してください。

GA420DZの仕様

研削砥石寸法(mm) 外径 100
厚さ 6(取付可能砥石厚さ3.5~6)
内径 22.23
回転数(回転/分) 8,500
1充電作業量
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)使用時
コンクリートの筋付け(切込み深さ10mm) 約16.8m
本機寸法(mm) 長さ×幅×高さ 376×117×147
質量(kg)※バッテリー含む 2.5

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4位 マキタ 充電式ディスクグラインダ GA518DZ

砥石のサイズ125mm、パドルスイッチを採用した製品です。本製品には、変速ダイヤルが搭載されていて、回転数を5段階で調節できます切断や切削、研磨、サビ落としや塗装剥がしなど、様々な用途にディスクグラインダーを使用したい人におすすめの製品です。

変速ダイヤルを「5」に設定すると、毎分8,500回転の最も速い回転数になり、切断や荒研削などの作業に適しています。逆にダイヤルを「1」にまで下げると回転数は最も遅い毎分3,000回転になり、代わりにトルクが上がるので研磨作業に適しています。

ダイヤル「5」に設定している際には、自動モード切替機能が働き、負荷に応じて自動でハイスピードモードと高トルクモードが切り替わります。

GA518DZの仕様

研削砥石寸法(mm) 外径 125
厚さ 6(取付可能砥石厚さ3~6)
内径 22
回転数(回転/分) 3,000~8,500
1充電作業量
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)使用時
コンクリートの筋付け(切込み深さ10mm) 約16.8m
本機寸法(mm) 長さ×幅×高さ 382×140×151
質量(kg)※バッテリー含む 2.7

 

5位 マキタ 充電式ディスクグラインダ GA408DZ

砥石のサイズ100mm、パドルスイッチを採用した製品です。基本的な性能は1位で紹介しているGA404DZとほとんど同等なので、スイッチの違いで選ぶことができます

パドルスイッチの本製品は、スイッチを握り込んだときにしか回転しません。スイッチを離せばブレーキがかかるので安全性が高く、ディスクグラインダーにあまり慣れていない人にも使いやすい製品です。

その他のGA404DZとの違いとして、サイドグリップが標準で付属します。

GA408DZの仕様

研削砥石寸法(mm) 外径 100
厚さ 6(取付可能砥石厚さ3~6)
内径 15
回転数(回転/分) 8,500
1充電作業量
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)使用時
コンクリートの筋付け(切込み深さ10mm) 約16.8m
本機寸法(mm) 長さ×幅×高さ 362×117×146
質量(kg)※バッテリー含む 2.4

 

6位 マキタ 充電式ディスクグラインダ GA701DPG2

砥石のサイズ180mm、パドルスイッチを採用した製品です。この記事では、18Vのバッテリーを搭載したマキタのディスクグラインダーをご紹介していますが、本製品は18Vのバッテリーを2個使用して36V機として動作させる製品です。

180mmの大きな砥石が装着できて、36Vの強力なモーターを搭載しているので、コンセントから電源を取るAC機と同等のパワーがあります。

なお、次に紹介するGA700DZもほぼ同等の製品ですが、本製品はワイヤレスユニットに対応している点が異なります。別売のワイヤレスユニットを装着すると、集じん機との無線連動が可能です。連動させておけば、本機のスイッチを入れると、自動的に集じん機のスイッチもオンになります。コンクリートを切断する際など粉じんが発生する作業の際に便利です。

GA701DPG2の仕様

研削砥石寸法(mm) 外径 180
厚さ 6(取付可能砥石厚さ3~6)
内径 22
回転数(回転/分) 6,000
1充電作業量
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)×2本 使用時
コンクリートの筋付け(切込み深さ20mm) 約7.2m
本機寸法(mm) 長さ×幅×高さ 499×200×158
質量(kg)※バッテリー含む 5.5

 

7位 マキタ 充電式ディスクグラインダ GA700DZ

砥石のサイズ180mm、パドルスイッチを採用した製品です。6位のGA701DPG2と基本的な性能は同等で、18Vのバッテリーを2個使用する36V機です。砥石のサイズが大きく、高出力のモーターを搭載しているので、40mmのアングル鋼を一発切断することが可能です。

GA701DPG2の解説で説明した通り、ワイヤレスユニットの対応の有無が異なります。無線連動はできませんが、アタッチメントを使って集じん機と接続することは可能です。

なお、本製品も含めてモデルNo.の末尾がDZあるいはDZNの製品には、バッテリー・充電器が付属していません。手元にマキタのバッテリーと充電器がない人は、バッテリー・充電器がセットになった製品を購入してください。

GA700DZの仕様

研削砥石寸法(mm) 外径 180
厚さ 6(取付可能砥石厚さ3~6)
内径 22
回転数(回転/分) 6,000
1充電作業量
※6.0Ahバッテリー(BL1860B)×2本 使用時
コンクリートの筋付け(切込み深さ20mm) 約7.2m
本機寸法(mm) 長さ×幅×高さ 499×200×158
質量(kg)※バッテリー含む 5.5

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おすすめのマキタのディスクグラインダーをご紹介しました。

ディスクグラインダーは、先端工具を交換して、切断や研削、研磨などに多用途に使える電動工具です。基本的にはプロ向けの製品ですが、用途が広いので一台持っておくとDIYでも便利に使えます。この記事を参考にディスクグラインダーを導入を考えてみてください。

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