
ポータブル電源といえば【Jackery】というくらいポータブル電源の購入を考えたことがある人なら知っている有名なブランドです。
でも「Jackery どこの国のメーカーなんだろう」「中国製って聞いたけど品質はどう?」と疑問を持つ方もいます。
今回は、Jackeryがどこの国のメーカーで、実際の製造はどこで行われているのか?いろいろ調べてみました。
購入前の不安を解消して、納得した上で製品を選んでいただけたら嬉しいです。
Jackery(ジャクリ)はどこの国のメーカーなのか

画像:https://www.jackery.jp/
まず、Jackeryの本社はアメリカにあります。ただし、製造は別の国で行われているという点が、多くの方が気にされるポイントですよね。
ここからは、Jackeryの会社としての成り立ちから見ていきましょう。
Jackeryの本社はアメリカ・カリフォルニア州

画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/Jackery
Jackeryの本社は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のフリーモントという街にあります。
カリフォルニア州といえば、シリコンバレーをはじめとしたテクノロジー企業が集まる地域として有名です。
ブランド名の「Jackery」は、実は「Jacket(ジャケット)」と「Battery(バッテリー)」を組み合わせた造語なんです。
洋服を着るように気軽にバッテリーを持ち運べる、という想いが込められています。
創業者と会社設立の背景
Jackeryは2012年に、孫中偉 氏によって創業されました。
創業当初はモバイルバッテリーの製造・販売を中心に事業を展開していましたが、2014年からポータブル電源の開発を本格的にスタートさせました。

実はJackeryは、世界で初めてリチウムイオン電池を搭載したポータブル電源を製造したパイオニア企業!
2014年にはアメリカ市場で販売を開始し、好評を得たことから日本市場への進出。2019年3月から日本でも製品の販売がスタートしました。
Jackeryの日本法人「株式会社Jackery Japan」について
日本市場への本格参入に伴い、2019年9月20日に「株式会社Jackery Japan」が設立。
日本法人があることで、日本のユーザーに対して迅速なサポートが提供できる体制が整っています。
会社名:株式会社Jackery Japan
所在地:東京都港区新橋1-11-2
設立:2019年9月20日
資本金:500万円
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでの販売は、この日本法人が担当しています。また、ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店での店頭販売も展開していて、実際に製品を手に取って確認できます。
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Jackery どこの国で製造されているのか

画像:https://www.jackery.jp/
本社がアメリカにあり、日本支社もあることは分かりましたが、実際の製造はどこで行われているのか。この点が一番気になるポイントかもしれません。
製造拠点は中国・深圳市
Jackeryのポータブル電源は、中国の深センにある自社工場で製造されています。
深セン市は香港に隣接する経済特区で、世界的なエレクトロニクス製造の中心地として知られています。
中国での製造を行っているのは、Jackeryの親会社である「深圳市华宝新能源股份有限公司」です。中国のA株市場に上場している上場企業で、非常に品質の高い大手メーカー。
こちらの動画でJackery自社工場が紹介されています。
日本のトップ企業の工場と同等の品質が保証されているように見られますね。

なんと工場内に日本事業部もあるみたいですね!
安全面で心配する必要はない
販売会社や本社の住所が日本にあるため誤解されがちですが、日本ブランドとして販売されているポータブル電源でも、実際の製造は中国で行われているケースがほとんどです。
つまり、「どこの国で製造されているか」よりも、「どのメーカーが品質管理をしているか」の方が重要なポイントなんです。
Jackeryの場合、アメリカ本社の品質基準に基づいて製造が行われています。さらに日本市場向けには、日本法人がお客様の声を開発チームにフィードバックする体制も整っているため、品質面での安心感は高いと言えるでしょう。
日本の株式会社Jackery Japanのサポート体制
株式会社Jackery Japanには多くのスタッフが在籍しており、日本市場での販売やカスタマーサポートを担当しています。
大手ECサイトでの販売だけでなく、全国各地のビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店でも取り扱いがあるため、実際に製品を見てから購入を検討することも可能です。
また、一般企業や地方公共団体、学校、建築現場など、法人向けの販売も積極的に展開しています。
Jackery製品の安全性は高いのか

画像:https://www.jackery.jp/
ポータブル電源を選ぶ際、安全性は最も重要なポイントの一つです。
Jackery製品は安全性はしっかり確保されているのでしょうか。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
Jackeryのポータブル電源の安全性が高い理由の一つが、リン酸鉄系リチウムイオンバッテリーを採用しているという点です。
リチウムイオン電池には複数の種類がありますが、過去に発火事例が報告されているのは他の種類の電池が多く、Jackeryのリン酸鉄系は熱安定性が高く、安全性に優れているため、最近では蓄電池の主流になっています。
リン酸鉄系リチウムイオンバッテリーの特徴をまとめると次のようになります。
- 熱安定性が高く、発火リスクが極めて低い
- 自己放電率が月1%程度と非常に小さい(鉛バッテリーは月20%程度)
- 充放電サイクルが4000回以上で、寿命は10年から15年程度
- マイナス25度の低温下でも使用可能
スマホやモバイルバッテリーが爆発したというニュースで取り上げられるのは、主にコバルト系のリチウム電池です。Jackeryが採用しているリン酸鉄系は、そうした危険性が大幅に低減された安全な電池なんです。
国際認証と安全規格の取得状況
Jackeryのポータブル電源は、各国の安全基準をクリアした製品として認証を取得しています。
- PSE認証(日本の電気用品安全法)
- UN38.3(国連勧告輸送試験)
- 防災製品等推奨品認証(一般社団法人防災安全協会)
特にPSE認証は日本国内で電気製品を販売する際に必須の認証で、厳しい安全基準をクリアしています。また、防災製品等推奨品認証は、災害時に有効に活用できて安全と認められる防災用品に与えられる認証です。
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ポータブル電源は日本製と海外製どちらを選ぶべき?

画像:https://www.jackery.jp/
「Jackery どこの国の製品か分かったけど、やっぱり日本製の方が安心なんじゃないか」と考える方もいらっしゃるでしょう。ここでは日本製と海外製の違いについて調べてみた。
日本製と海外製ポータブル電源の違い
確かに日本製のポータブル電源も存在しますが、家庭用として使いやすい価格帯と性能のポータブル電源は、そのほとんどが海外製なんです。
日本製のポータブル電源は、主に業務用や産業用として開発されたものが多く、容量や大きさ、価格などが個人向けとしては適していない傾向があります。数十万円から100万円を超えるような価格帯になることも珍しくありません。
Jackery どこの国製でも性能に差はない理由
重要なのは「どこの国で製造されているか」ではなく、「どのメーカーが品質管理をしているか」という点です。
日本ブランドとして販売されているポータブル電源でも、実際には中国で製造されているケースがほとんどです。
むしろJackeryのように、自社工場で一貫した品質管理を行い、世界中で高い評価を得ているメーカーの製品の方が、信頼性が高いケースも多いです。グローバル市場で競争力を持つには、高い品質基準を維持する必要がありますからね。
Jackeryの保証・サポート体制について

画像:https://www.jackery.jp/
製品を購入した後のサポート体制も、メーカー選びの重要なポイントです。特にポータブル電源のような高額商品の場合、万が一のトラブル時にしっかりとしたサポートが受けられるかは大きな安心材料になります。
5年保証の詳細
Jackeryのポータブル電源には、基本保証として3年間の製品保証が付いています。さらに嬉しいのが、購入後に製品登録を行うことで、追加で2年間の保証が無料で受けられるという点です。
つまり、製品登録をすれば合計5年間の長期保証が受けられるということです。この長期保証は、製品の品質に対するメーカーの自信の表れとも言えるでしょう。
日本法人による安心のカスタマーサポート
Jackery どこの国のメーカーかという点で調べてきましたが、日本国内での販売は株式会社Jackery Japanが担当しており、カスタマーサポートも日本人スタッフが対応しています。
電話やメールでの問い合わせに対して、日本語でスムーズにやり取りができるのは大きなメリットです。海外メーカーの製品でよくある「サポートが英語のみ」「問い合わせの返信が遅い」といった心配がありません。
電話番号:050-3198-9007
営業時間:平日10時から17時30分
休業日:土日、祝日
メール:jackery.jp@jackery.com
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Jackery どこの国のメーカーかを理解して安心して購入しよう
ここまで、Jackery どこの国のメーカーなのかという疑問を中心に、製造拠点、会社概要、安全性、サポート体制まで詳しくご紹介してきました。
Jackeryはアメリカに本社を置き、中国で製造を行い、日本には専用の法人を設置してサポート体制を整えているグローバルブランドです。
製造が中国で行われているという点を不安に感じる必要はありません。逆に自社工場での一貫した品質管理、リン酸鉄系バッテリーの採用、充実した保証制度など、安心して使用できる要素が揃っています。
ポータブル電源を選ぶ際は、「どこの国の製品か」という点だけでなく、以下のポイントも総合的に判断することをおすすめします。
- メーカーの信頼性と実績
- 安全性への取り組み(バッテリータイプ、認証取得状況)
- 保証期間とサポート体制
- 実際のユーザーによる評価
- 自分の用途に合った容量と出力
Jackeryは世界での販売実績を持ち、多くのユーザーから高い評価を得ているブランドです。アウトドアでの使用はもちろん、災害時の備えとしても安心して選べる製品だと言えるでしょう。
購入を検討している方は、公式サイトや正規販売店での購入をおすすめします。偽物サイトには十分注意して、安心できる販売元から購入してくださいね。製品登録を忘れずに行って、5年間の長期保証をしっかり活用しましょう。
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| 項目 | スペック |
|---|---|
| 型番 | JE-1000D |
| 容量 | 1070Wh |
| 定格出力 | 1500W(瞬間最大3000W) |
| AC出力 | 3ポート(100V~50Hz/60Hz、合計1500W) |
| USB出力 | USB-A×1(最大18W Quick Charge 3.0) USB-C×2(最大100W PD3.0) |
| シガーソケット | 1ポート(12V/10A) |
| AC充電時間 | 緊急充電モード:60分 通常充電:約1.7時間 |
| ソーラー充電 | 最大入力400W(2ポート) 100W×4枚で約3時間 |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| サイクル回数 | 4000回(残存容量70%) |
| 動作温度 | -10℃~45℃ |
| サイズ | 約327×224×247mm |
| 重量 | 約10.8kg |
| 保証期間 | 5年間(公式サイト製品登録の場合) |
| 価格 | 119,800円(税込) /ソーラーパネルセット 154,600円(税込) |

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