
モバイルバッテリーの発火事故のニュースを見て不安になった方、多いのでは? 安全性の高いモデルを5つ紹介します。
安全なモバイルバッテリーを見分けるために知っておくべきこと
安全なモバイルバッテリーを選ぶには、PSEマーク、電池の種類、メーカーの信頼性の3つを見てください。
PSEマークは日本国内で販売されるモバイルバッテリーに義務付けられた安全基準です。 これがないものは違法製品なので、絶対に買わないでください。
電池の種類も大事です。 従来のリチウムイオン電池に比べて、準固体電池やリン酸鉄リチウム電池は発火リスクが格段に低いとされています。

正直、PSEマークがあれば絶対安全というわけではないですが、最低限の品質保証にはなります。 ノーブランドの格安バッテリーだけは避けてください。
安全性で選ぶモバイルバッテリーおすすめランキング5選
5製品を安全面で比較した表です。
| 商品名 | 容量 | 電池の種類 | 持ったときの安心感 | 充電中の発熱の少なさ |
|---|---|---|---|---|
| HAMAKEN WORKS JOVY 5000mAh | 5000mAh | 準固体電池 | 発火リスクが低くて安心 | ほとんど熱くならない |
| Anker Power Bank 10000mAh | 10000mAh | リチウムイオン | Ankerブランドの安心感 | 少し温かくなる程度 |
| VINKO 10000mAh ケーブル内蔵 | 10000mAh | リチウムイオン | PD対応で安定している | 普通に温かくなる |
| CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh | 20000mAh | リチウムイオン | 日本メーカーで信頼性◎ | 大容量なので少し熱め |
| Belkin BoostCharge 10000mAh | 10000mAh | リチウムイオン | 大手メーカーの保証付き | ほぼ気にならないレベル |
第1位:HAMAKEN WORKS JOVY 準固体電池 5000mAh

このJOVYが今回の5製品で一番注目してほしいモデルです。 従来のリチウムイオン電池ではなく「準固体電池」を使っていて、電解液が半固体なので液漏れや発火のリスクが大幅に低いんです。
手に持ってみると驚くほど軽くて薄いです。 充電中もほとんど発熱しなかったので、枕元に置いて寝ても怖くないレベルでした。
ただ5000mAhなのでスマホ1回分の充電が限界です。 安全性は文句なしですが、容量を求める方には物足りないかもしれません。

準固体電池はまだ新しい技術なので製品数が少ないですが、安全性を最優先にするなら間違いなくこれが第一候補です。
第2位:Anker Power Bank 10000mAh 22.5W

モバイルバッテリーといえばAnker、というくらい定番のメーカーです。 10000mAhで22.5Wの急速充電に対応していて、USB-Cケーブルも付属。
Ankerの安全性が信頼できるのは、独自の「ActiveShield 2.0」という温度管理システムが入っているからです。 充電中の温度を常にモニタリングして、異常があれば自動で停止してくれます。
デメリットは特に見当たりませんが、強いて言えば「みんな持ってるので被る」ことくらいでしょうか。 カフェでAnkerのバッテリーを使っている人、本当に多いです。

迷ったらAnkerを買っておけば間違いないです。 安全性、容量、価格のどれを取っても高水準なので。
第3位:VINKO モバイルバッテリー 10000mAh ケーブル内蔵

ケーブル内蔵で3台同時充電ができるVINKOのモデルです。 PSEマーク取得済みで、過充電・過放電・短絡保護の安全回路も内蔵されています。
ケーブルが本体から出ているので、断線のリスクがないのも安全面ではプラスです。 ケーブルの接触不良って地味にスパークの原因になるので、この形は理にかなっています。
ただ、ブランドとしてはAnkerやCIOほど知名度がないので、初めて聞くメーカーに不安を感じる方もいるかもしれません。 レビューをしっかり見てから購入するのが安心です。

VINKOは最近Amazonでかなり売れているメーカーで、レビュー数も多いです。 有名メーカーにこだわらないなら十分選択肢に入りますよ。
第4位:CIO SMARTCOBY TRIO 35W 20000mAh

日本の大阪に本社を置くCIOのモバイルバッテリーです。 日本メーカーならではの品質管理体制で作られていて、PSEマークはもちろん、各種安全回路も搭載されています。
20000mAhの大容量で35W出力なので、スマホもノートPCも充電できるパワーがあります。 出張の多いビジネスパーソンには心強い1台です。
デメリットは重さ。 約350gあるので毎日カバンに入れると地味にずっしり感じます。 大容量と軽さはトレードオフなので、ここは割り切りが必要ですね。

CIOは日本メーカーなのでサポートも日本語で受けられるのが安心です。 何かあったときの対応の速さは海外メーカーとは段違いですよ。
第5位:Belkin BoostCharge 10000mAh 20W

Appleの公式サイトでも販売されているBelkinは、安全性という意味では間違いないメーカーです。 USB-Cケーブル内蔵で10000mAh、20WのPD充電に対応。
BelkinはApple公認アクセサリーメーカーでもあるので、品質基準はかなり厳しいです。 過充電保護、過放電保護、温度保護、短絡保護と、安全回路はフル装備されています。
ぶっちゃけ、充電速度だけ見ると他の製品のほうが速いです。 でも「安全第一で信頼できるメーカーのものが欲しい」という方にはベストな選択肢だと思います。

お子さんやご家族に持たせるモバイルバッテリーを探しているなら、Belkinの信頼感は頼りになります。 保証期間も長めなのもうれしいポイントです。
安全なモバイルバッテリーの見分け方と危険な製品の特徴
買ってはいけないモバイルバッテリーには共通した特徴があります。 購入前に以下の項目を確認してみてください。
2. メーカーの公式サイトが存在するか調べる
3. Amazonのレビューで「発熱」「膨張」のキーワードがないか検索する
4. 容量に対して異常に軽い製品は避ける(容量を偽装している可能性)

マジで安すぎるバッテリーは怖い!!「20000mAhで800円」みたいな製品は、ほぼ確実に容量詐称か安全基準を満たしていません。
モバイルバッテリーと一緒に用意しておきたい安全グッズ
モバイルバッテリーの安全対策は本体選びだけで終わりではありません。
万が一の発火時に被害を最小限に抑えられます。 充電中はポーチに入れた状態で充電する習慣をつけると安心です。
消火スプレー
リチウムイオン電池の火災は水では消せません。 専用の消火スプレーを1本置いておくと初期消火に対応できます。
不燃性のトレイ
充電中のモバイルバッテリーの下に敷いておくと、万が一の発熱にも対応できます。 セラミック製の皿で代用できますよ。
モバイルバッテリーを安全に使い続けるためのルール
どんなに安全な製品でも、使い方を間違えれば危険です。 長く安全に使うためのルールを覚えておいてください。
バッテリーが膨らんでいたら内部でガスが発生しています。 使い続けると爆発や発火のリスクがあるので、自治体の回収ボックスに出してください。
高温の場所に置かない
夏場の車内は60度を超えることがあります。 ダッシュボードに放置するのは絶対にやめてください。
2年を目安に買い替える
リチウムイオン電池は300〜500回の充放電で劣化します。 充電の持ちが悪くなったら安全のために買い替えを検討してください。

「まだ使えるからもったいない」という気持ちは分かりますが、古いバッテリーは安全面のリスクが確実に上がっています。 定期的な買い替えが自分と家族を守ることにつながりますよ。
筆者:電山タケルモバイルバッテリーやポータブル電源を中心に、充電機器全般を得意としています。 メーカーへの取材や家電量販店へのリサーチをもとに、安全面を重視した記事を書いています。
