ハイコーキ（HiKOKI）は工機ホールディングス株式会社の電動工具ブランドです。（前身は日立グループの日立工機株式会社）前身から数えれば70余年の歴史を有しますから、信頼のブランドと呼べるでしょう。
現在は、コールバーグ・クラビス・ロバーツ（KKR：アメリカ投資会社）に買収され（2017年）、日立グループから離脱しています。
ハイコーキは、マキタと並ぶ信頼ブランドの地位を獲得しており、2021年にはタレントのヒロミさんを最高顧客責任者（CCO）として迎え、ユーザー獲得に注力する企業です。
こうした背景から、ハイコーキ電動工具ユーザーは増加傾向にあり、バッテリーのニーズが増えています。
さっそく、純正と互換バッテリーの情報を紹介しましょう。
おすすめのハイコーキ互換バッテリー3選
おすすめのハイコーキ互換バッテリーをご紹介します。口コミも良く人気の製品です。
VANKOハイコーキ互換36V・18Vバッテリー
VANKOは電動工具専用バッテリー専門店として通販サイトに出品する中国企業ブランドです。
※（安心して使えるPSE、CE取得済み）
ハイコーキ互換バッテリーのみならず、マキタ互換バッテリーも手掛けており、ブロワーや充電式剪定ばさみなど、コードレス電動工具を発表するだけの技術力を持ちます。
36Vで3000mAh、18Vで6000mAhの容量を有し、電池残量表示および故障診断インジケーターを備えます。（ハイコーキ純正BSL36A18Xは36Vで2500mAh、18Vで5000mAh）
付帯する保護機能は「過電圧保護」「過電流保護」「短絡保護」「過熱保護」で、出荷前に「ボタン破壊試験」「電動工具の脱着試験」「バッテリー充放電試験」「バッテリー落下試験」の各種試験・検査を行うものです。
ハイコーキ互換バッテリー製品仕様
| サイズ | 124×94×62（mm） |
| 重さ | 380g |
| 電圧 | 36V・18V |
| 容量 | 3000mAh・6000mAh |
| 規格 | リチウムイオン電池 |
製品の口コミ情報
その他の口コミ
- ニッケルプレートの厚みは0.2mm以上あり、造り自体も全体的に良いので信頼性は他のものより頭一つ抜けていると思います。
- 軽くコンパクトなのが良い。商品到着時、バッテリー残量を示すLEDがボタンを押しても表示されず故障かと思ったが、深く強めに押したら点灯した。スイッチの位置が微妙に奥かも知れない。使用には問題ありません。
- 昔の大きくて重たいバッテリーより絶対に便利です。
- 長持ちするので重宝します。
- バッテリーは非常に薄型で使い勝手が良いです。
- 装着感、使用感、すべてに純正と同等で問題なし！
TenHuttハイコーキ互換36V・18Vバッテリー
TenHuttは互換バッテリー定番の中国企業ブランド製品です。36Vで3000mAh、18Vで6000mAhの容量は互換バッテリー共通と言える仕様でしょう。
純正の36V・2500mAh、18V・5000mAhと比較して優れた数値をマークしています。ハイクオリティ電池セル使用で、「過充電防止」「短絡保護」「過熱保護」「過電流保護」「過電圧保護」機能搭載で、ユーザーに安心を提供するレベルと呼べるでしょう。
もちろん、CEマーク・PSEマーク取得済製品です。
製品は高耐久性を謳っており、凹凸デザイン採用で耐衝撃・耐落下性能をアップさせています。（工場にて耐落下テスト実施済）
※（安心して使えるPSE、CE取得済み）
ハイコーキ互換バッテリー製品仕様
| サイズ | 110×80×75（mm） |
| 重さ | 630g |
| 電圧 | 36V・18V |
| 容量 | 3000mAh・6000mAh |
| 規格 | リチウムイオン電池 |
製品の口コミ情報
その他の口コミ
- 互換バッテリーは値段が半値以下なので良い。
- 問題ありません。大丈夫です。
- 普通に充電できて18V工具に使えています。
- マルチボルトの互換バッテリーを探していました。バッテリーの持ちが純正品と遜色ないように感じます。
Boetpcrハイコーキ互換36V・18Vバッテリー
ただいま在庫切れ
Boetpcrはバッテリー・充電器・充電式工具を扱う中国ブランドの専門店です。
製品ラインナップを見ると、ハイコーキ互換バッテリーのみならずマキタ互換バッテリーも取り扱っており、互換バッテリー製造のスペシャリストと言えるでしょう。
36Vで3000mAh、18Vで6000mAhの容量を有しており、ハイコーキ純正バッテリーより機能面で優れています。（ハイコーキ純正は36Vで2500mAh、18Vで5000mAh）LEDインジケーターランプを備え、電池残量の確認や故障診断時に役立つ機能です。
PSEマークとCEマークを取得しており、「過充電防止機能」「過放電防止機能」「過熱保護機能」「短絡保護機能」「過電流保護機能」を有しています。こちらのブランドは対応充電器情報を通販サイトに掲載しており、純正充電器（UC18YKL・UC18YDL・UC18YDL2・UC18YML・UC18YTSL）などに対応しています。
※（安心して使えるPSE、CE取得済み）
ハイコーキ互換バッテリー 製品仕様
| サイズ（梱包サイズ） | 18.5×12.6×9.1（cm） |
| 重さ（梱包重量） | 1.37kg |
| 電圧 | 36V・18V |
| 容量 | 3000mAh・6000mAh |
| 規格 | リチウムイオン電池 |
製品の口コミ情報
その他の口コミ
- 充電や仕様に問題はありませんでした。
- 優れた電力と充電を可能としますので、お金に見合う価値があります。
- しっかり機能して長持ちします。
ハイコーキ互換バッテリーの選び方
バッテリー共通の選び方を説明します。
まず「購入検討バッテリー規格が所有の電動工具と適合するか？」を必ず確認してください。
ハイコーキの電動工具を所有しているなら、ハイコーキ純正かハイコーキ互換バッテリーを購入しなければなりません。マキタ製バッテリーとは互換性がありませんので注意が必要です。
続いて、安全性の確認をしてください。安全性を担保する認証マークの確認は大切です。
認証マークの付されないバッテリーは選択肢から外さなければなりません。
有名なマークは「CE認証マーク」と「PSE認証マーク」です。
それぞれを詳しく解説しましょう。
CE認証マーク
CE認証マーク（略してCEマーク）はEuropean Conformity：ヨーロッパ適合を略したものです。製品のヨーロッパ輸出に対して付された安全基準クリアを条件に取得が許可されます。
国内使用であっても、海外輸出レベルの安全基準クリアは重要です。CE認証を受けた製品は、一定レベルの安全基準を満たす製品と言えるでしょう。
PSE認証マーク
PSE認証マーク（略してPSEマーク）はProduct Safety Electrical Appliance and Materials：電気用品安全法を略したものです。
電気製品全般に対して、安全確保を求める日本の法律が電気用品安全法となり、法律に適合する製品がPSEマークの取得を許されます。とくにリチウムイオンバッテリーは特定電気用品として、ひし形のPSEマークが付される特徴を有しています。（特定電気用品以外は丸形のPSEマークです）
特定電気用品は危険度の高さから指定され、差し込みプラグや電源タップ、電源ケーブルなどが該当するものです。バッテリーユーザーは特定電気用品に指定されるバッテリーの安全性を再確認する必要があるでしょう。
保護回路の存在
リチウムイオンバッテリーは大量の電気を貯蔵する製品です。そのため、何かの拍子に製品へ電気的負荷の可能性があります。
もし、保護回路が付されなければ製品は潰れてしまうでしょう。火災の発生で大事故へつながる可能性すら有しています。
純正バッテリーなら常識ですが、互換バッテリーも重要なシステムとして位置づけられます。購入に際しては必ず確認してください。
口コミ情報の評判
多くの通販サイトでユーザーの口コミ情報が見受けられます。購入前の判断基準として大いに活用したいところでしょう。もちろん、口コミ情報を鵜呑みにするわけにはいきません。良質な口コミを判断する選球眼を持つ必要がありますね。
多くの口コミに触れて、繰り返し出現するワードに注目してください。頻出するワードは製品クオリティの判断基準となり得るでしょう。
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ハイコーキ純正バッテリーについて
標準サイズを例にしましょう。
モデル番号BSL36A18Bは、「36V2500mAh・18V5000mAh」の性能を有しており、18Vと36Vに対応するマルチバッテリーで、Bluetooth接続対応となっています。
価格は14,260円（税込み・Amazon価格2023/7/30現在）です。
ユーザー視線で見れば「価格の高さ」は大きなネックと言えるでしょう。純正の安心感や高性能は理解しても、価格の不満は解消できません。
そこで、おすすめしたいのがハイコーキ互換バッテリー36V・18Vです。マルチバッテリー（2電圧対応）機能を持つなら満足できますよね。
さっそく、互換バッテリーについて詳しく解説しましょう。
ハイコーキ 36v/18v 純正と互換バッテリー
バッテリー製品は性能・安全性を重視しなければなりません。その点からすれば、純正バッテリーを選択するべきでしょう。
しかし「価格面の高さ」がユーザーを悩ませる問題として存在します。予備を含めて数台のバッテリー所有が必要なら、互換バッテリーの存在を無視するわけにはいきません。
多くのユーザーを獲得するハイコーキは、電動工具ブランドの地位を確立させています。マキタと並ぶブランドだけに、ハイコーキ互換バッテリーのニーズは増加中と言えるでしょう。ハイコーキ互換バッテリーは、通販サイトで多種類発表されており、選びやすい存在です。
こちらの記事を参考にして、間違いのない互換バッテリー選びをめざしてください。