日本メーカー「ホンダ Power Pod e: ポータブル電源」性能やポイントを徹底解説

この記事では、ホンダの着脱バッテリー式ポータブル電源 Honda Power Pod e:を紹介します。

バッテリーが着脱式なので、バッテリーを複数用意して長時間使用したり、他の製品とバッテリーを共用したりすることができる便利な製品です。

Honda Power Pod e:は、事業者向けに販売されている製品で、購入するためには法人や個人事業主である必要があります。

誰でも購入できるわけではありませんが、業務用としても防災用としても役立つ製品ですので、購入可能な方は導入を検討してみてください。

なお、専用バッテリーHonda Mobile Power Pack e:は別売なので、購入時にはご注意ください。

Honda Power Pod e:の性能

早速、Honda Power Pod e:の性能を詳しくみていきます。

Honda Power Pod e:のバッテリーは着脱式です。バッテリーは別売で、Honda Mobile Power Pack e:を別途購入する必要があります。

バッテリーが着脱式なので、2つ目、3つ目ののバッテリーを用意すれば、使用時間を2倍、3倍に延ばすことができます。

また、他の製品とバッテリーを共用することもできます。

Honda Mobile Power Pack e:を使用する製品としては、ホンダ製では電動バイクがあります。普段はバイクの動力として利用しつつ、災害時にはHonda Power Pod e:に搭載して電源を確保するというような使い方ができます。

他社製品としては、コマツの電動マイクロショベル PC05E-1や、デンヨーの投光器 PL-241SLBなどがHonda Mobile Power Pack e:を採用しています。

また、バッテリーが経年劣化した際には、バッテリーのみを買い替えることができます。

Honda Power Pod e:の定格出力は1500W、高出力のポータブル電源です。出力ポートとしては、AC100Vのコンセントを2個、USB Type-Aポートを2個搭載しています。

1500Wの出力を備えているので、一般的な電化製品のほとんどを使用することができます。消費電力が大きい電気ポットや電子レンジも使え、災害時などにも頼りになります。

また、USBポートでスマホなどの充電も可能ですから、この点でも防災対策に役立ちます。

また、最大出力は2000Wなので、起動時に一時的に消費電力が増える電化製品にも対応できます。

そして、更にホンダ製の他のポータブル電源や発電機と並列接続することで、一時的に出力を上げるアシスト運転にも対応しています。

アシスト運転時には、別売の並列運転コードや並列運転接続キットが必要です。

Honda Power Pod e:に搭載するHonda Mobile Power Pack e:は、1314Whの大容量です。

消費電力5Wのスマホなら112回の充電ができますし、45WのノートPCなら19時間使えます。

Honda Mobile Power Pack e:は、Honda Power Pod e:に搭載して充電できます。AC100Vで充電した場合の充電時間は約4時間です。ソーラーパネルを使って充電することもできます。

なお、Honda Mobile Power Pack e:に対応した専用充電器 Honda Power Pack Charger e:も販売されています。

専用充電器があれば、Honda Power Pod e:は現場に設置したまま、社屋などでバッテリーを充電、充電済みのバッテリーに現場で交換するというような運用が可能です。

Honda Power Pod e:は、ホンダのホームページから購入できます。

購入時には、購入申し込みフォームへ必要事項の入力が必要です。

購入にあたっての詳細は、以下のページでご確認ください。

https://www.honda.co.jp/battery/e1500/terms/