近年、世界中で大きな災害が発生しています。
日本も例外ではなく、台風・地震・火事などの災害が毎年のように報告されており、他人事ではないのが実情でしょう。
災害時の問題は電源の確保です。
万一の被災時に重要視されるのは「正確な情報」ですが、収集には「テレビ・ラジオ・スマホ」などの電気製品利用が必須でしょう。
テレビなどで災害時の被災地を見ていると、多くの方が車の中でガソリンを使って電気を利用しています。ですが、現実的にもガソリンはすぐに底を尽きてしまうので、併用して「防災用のポータブル電源」の利用です。
さっそく概要とおすすめを紹介しましょう。
防災用ポータブル電源の選び方
防災用ポータブル電源に該当するのは、一般的にポータブル電源とされるものです。
これを選ぶためには、いくつかのおすすめポイントがあります。
防災用バッテリーの選ぶポイント
- 電気容量
- 性能
- ブランド
- 価格
- 電池寿命
目安は、1人使用なら1,000Wh、2人使用なら1,000~2,000Wh、3人以上使用なら2,000Wh以上となります。
もちろん「大は小を兼ねる」ですが、大容量すぎるのは問題です。
価格面が高く、重量が重くなってしまうからです。バランスを考えて準備するようにしましょう。
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Jackery(ジャクリ)ポータブル電源1000
2012年創業のJackery(ジャクリ)は、アメリカのポータブル電源大手メーカーでおすすめです。
ブランドイメージと性能の高さが多くのユーザーを魅了しており、Jackeryのポータブル電源は防災時だけでなく、アウトドアシーンも十分活用ができるのでおすすめ。
▶Jackery(ジャクリ)ポータブル電源1000の詳しい紹介はコチラ
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源1000の特長
この防災用電源の特長①
1002Wh=278400mAhの大容量。災害時も安心な防災用のポータブル電源。
この防災用電源の特長②
最大8台のデバイス同時充電。
この防災用電源の特長③
ACアダプター、シガーソケット、ジェネレーター、ソーラーパネルの4つの充電方法。
この防災用電源の特長④
Jackery SolarSaga100(別売り)使用で太陽光利用のエコ充電が可能。
この防災用電源の特長⑤
PSE、UN38.3などの必要認証取得済。
この防災用電源の特長⑥
バッテリーマネージメントシステムにより「電圧」「温度」適切管理で過充電・過放電の防止。
この防災用電源の特長⑦
車載冷蔵庫(60W)給電約66h、スマホ(18W)充電約100回、ノートパソコン(30W)充電約12.5回、ドローン(60W)充電約17回、ライト(5W)給電約76h、電気毛布(55W)給電約13h、アイスシェーバー(700W)給電約3.5h、プロジェクター(100W)給電約7.6h。
製品仕様
製品型番 | Jackeryポータブル電源1000 |
サイズ | 33.2×23.3×24.3cm |
重量 | 10.6kg |
電気容量 | 1002Wh=278400mAh |
ポータブル電源1000の口コミ
- 災害やキャンプ用に購入しました。MAX充電して1ヵ月以上放置しても電池は減らないし安心かつ便利がよいです。
- 思った以上に良かったです。これくらい性能発揮してくれると助かります。
- やっぱりデザインがカッコイイですね。これにして正解でした。おすすめです。
- 防災用のポータブル電源として安心感があり購入しました。
- 購入のきっかけは全国で地震が頻繁に起きていたのと、光熱費削減も考え近隣のホームセンターなどでリサーチし防災用のポータブル電源として購入しました。
おすすめ!
Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 1500 Pro
つづいて、同じくJackery(ジャクリ)大容量防災向けのおすすめポータブル電源の紹介です。
▶Jackery(ジャクリ)ポータブル電源 1500 Proの詳しい紹介はコチラ
ポータブル電源 1500 Proの特長
この防災用電源の特長①
コンセント充電、ソーラー充電(200W)、いずれも2時間で満充電。
この防災用電源の特長②
自宅の家電がほぼ全て使用可能。
この防災用電源の特長③
2,000サイクルの長寿命化実現。
この防災用電源の特長④
最大8台の同時給電。
この防災用電源の特長⑤
80%の電池残量で506日間の長期保管が可能。
この防災用電源の特長⑥
LEDライト搭載かつコンパクト設計。
製品仕様
製品名 | Jackery 1500 Pro |
サイズ | 38.4×26.9×30.7cm |
重量 | 17kg |
電気容量 | 1,512Wh |
ポータブル電源 1500 Proの口コミ
- オール電化にしているため、停電時に使える大きめの1500Proを防災用のポータブル電源として買いました。
- 防災用のポータブル電源として災害用にと思い購入しましたが、普段外で作業する時にも重宝しています。
- 購入の決め手は充電速度とサイクル回数の向上でした。サイクル回数に関しては2,000回となっているので、防災用のポータブル電源として十分ではないかと思います。
- ポータブル電源、どこのブランドにしようか迷いがちですが、やはり日本で売上ナンバーワンのジャクリなら間違いなしおすすめですね。
- ジャクリの充電器やソーラーパネルを今まで利用してきましたが、この製品は特に充電スピードが速いです。
※出典 Amazon.com
BLUETTI(ブルーティ)ポータブル電源AC180
BLUETTI(ブルーティ)は中国深圳市企業のブランドです。2021年に日本法人が設立され、東京にオフィスを構えています。日本人ユーザーを意識した結果と言えるでしょう。
ポータブル電源の老舗的存在であり、防災用のポータブル電源としてブランド力のある企業でおすすめです。
BLUETTIポータブル電源AC180の特長
この防災用電源の特長①
業界トップレベルの充電技術。AC入力1440Wの高速モードで、非常時に大容量1152Whも45分で80%まで充電、1時間強でフル充電可能。
この防災用電源の特長②
最新版のリフト機能搭載:この機能は電化製品の定格電圧を下げることで定格消費電力2700W以下の電熱線搭載家電も使用可能。
この防災用電源の特長③
充放電3,500回後も残存量80%以上維持。
この防災用電源の特長④
業界最高水準の5年保証はおすすめ!
この防災用電源の特長⑤
電気ケトル(500W)2h、冷蔵庫(120W)8h、カメラ(16Wh)72回、プロジェクター(100W)10h、プリンター(300W)3h。
製品仕様
製品型番 | AC180 |
サイズ | 24.7×34×31.7cm |
重量 | 16kg |
電気容量 | 1152Wh |
BLUETTIポータブル電源AC180の口コミ
- 防災用のポータブル電源として太陽光パネルでの発電もしっかりできておりポータブル電源へのアクセスもスムーズに行え、アプリを通して蓄電状態もタイムリーに確認できたことで安心して使えました。
- 日頃はキャンプなどのアウトドアで使用しています。これからの時期は電気毛布に夏は扇風機などのキャンプで使用。我が家はオール電化なので、非常時には間違いなく必要だと思い、予算の中で購入を決めました。併せて太陽光パネルも購入しました。非常時の情報をしっかり取るためにも携帯充電、テレビなどの電源確保は絶対です。
- 重いものですが、防災用のポータブル電源としては持ちやすいので問題なし。
- 電源を入れると携帯とブルートゥースで接続すれば、動作状態の確認や操作ができ便利。また太陽光パネルでの充電も使いやすいので、おすすめです。
- 災害時の備えとキャンプでの利用を考えて購入しました。災害時を考えて今回はソーラー350Wとのセットで購入しました。AC180本体の重さは覚悟して購入したのですが、持ちやすさのためか思ったよりも軽く感じ、妻もこれだったら私でも運べると言っていました。
※出典 Amazon.com
おすすめ!
Anker(アンカー) 757 Portable Power Station with 531 Solar Panel
Anker(アンカー)は2011年設立、深圳市に本社を構える中国系企業です。
Googleの若きエンジニア達により立ち上げられ、「レビュー研究」や「サポートへの質問・要望のフィードバック」から製品開発・改善へとつなげて、急成長を遂げました。
こちらの製品はAnker(アンカー)のポータブル電源とソーラーパネルのセットで防災用のポータブル電源におすすめ。
▶Anker 757 Portable Power Station (Solix F1200) 100Wソーラーパネルセット 詳しくはコチラ
757 Portable Power Stationの特長
この防災用電源の特長①
家庭用コンセントと同じ1,500Wの高出力。
この防災用電源の特長②
1時間で80%まで充電可能。
この防災用電源の特長③
10年使える耐久性。(独自設計で50,000時間の長寿命)
この防災用電源の特長④
100%満充電で保管可能。
この防災用電源の特長⑤
家庭のコンセント、付属のソーラーパネル、どちらでも充電可能。
製品仕様
製品型番 | B1770 |
サイズ | 46.2×23.7×29cm |
重量 | 20.5kg |
電気容量/ソーラーパネル出力 | 1,229Wh/200W |
757 Portable Power Stationの口コミ
- 充電が速くてびっくりしています。重いけれど容量が大きいので仕方ないと思います。
- 普段使いに、また防災用のポータブル電源に、災害対策に、コスパ最高。
- 防災用のポータブル電源として災害時の保険として、またキャンプでも使用できてあまり高額ではない物を探していました。充電速度が速く音もさほど気になりません。
- 防災用のポータブル電源が必要なので災害用にソーラーパネルのセットを購入しました。
- 決め手は「リン酸鉄」「大容量」「高出力」「急速充電」「大手メーカー」「長期保証」です。
※出典 Amazon.com
EcoFlow(エコフロー)ポータブル電源DELTA2
EcoFlow(エコフロー)は中国の深圳市で2017年設立の企業です。
数名のバッテリー専門エンジニアが夢の実現のために立ち上げた企業であり、業界トップクラスのポータブル電源や太陽光発電テクノロジー、家庭向けスマートエネルギーソリューション・カテゴリーでリードする存在と言えるでしょう。
(※スマートエネルギーソリューション:太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの活用手段)
EcoFlowポータブル電源DELTA2の特長
この防災用電源の特長①
電気容量1,024Whの大容量ポータブル電源。
この防災用電源の特長②
パワフルな1,500W・AC出力、X-Boost機能をオンにすると最大1,900W出力の電化製品稼働となり、99%の家電製品に対応。
この防災用電源の特長③
わずか50分で80%まで充電可能。業界屈指のスピード充電。
この防災用電源の特長④
リン酸鉄リチウムイオン電池搭載で安心の長寿命ポータブル電源。
この防災用電源の特長⑤
業界平均の6倍となる長寿命:搭載バッテリーは最高品質のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー40135。毎日使用しても3,000回以上充放電でき、10年使用が可能。
この防災用電源の特長⑥
ノートパソコン(60Wh)約16回、冷蔵庫(120W)約7~14h、スマートフォン(11Wh)約89回、カメラ(16Wh)約60回、コーヒーマシン(1,000W)約0.8h、充電・給電可能。
製品仕様
製品型番 | DELTA2 |
サイズ | 40.0×21.1×28.1cm |
重量 | 12kg |
電気容量 | 1,024Wh |
ポータブル電源 DELTA2の口コミ
- 充電速度が速く良い。
- 思ったより重たくなかったので、外での持ち運びもしんどくなかったし、大容量なのでモバイルバッテリーと違って残量を気にしなくてもいいのが快適でした!
- 実家の地域が豪雨で停電になりやすく、その度に大変な思いをしていたので、両親が使うために購入しました。60代ですが慣れてしまえば簡単なようで、何度も助けられています!とくに災害時は携帯での情報が必要になるので、スマホが充電できることで、なんとかライフラインが保たれています。
- ポータブル電源は重そうなイメージがありましたが、女性の私でも普通に持ち運びができるぐらい、思ったよりも軽くて使いやすいサイズ感です。
- ガッシリとした造りで不安がありません。また機能の充実ぶりがハンパないです。スマホアプリで管理できるので、状態がすぐ確認できます。
※出典 Amazon.com
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EcoFlow(エコフロー) DELTA Pro
つづいて、同じくEcoFlow(エコフロー)製の大容量ポータブル電源です。
EcoFlow DELTA Proの特長
この防災用電源の特長①
最大6,000W、21,600Whの大容量にも拡張可能。
この防災用電源の特長②
ポータブル電源にはLifePO4(リン酸鉄リチウムイオン電池を採用、長寿命を実現)。
この防災用電源の特長③
定格出力3,000W/瞬間出力6,000W。
この防災用電源の特長④
超急速充電・約3時間でフル充電。
この防災用電源の特長⑤
専用アプリのダウンロードで、遠隔操作可能。
この防災用電源の特長⑥
長寿命・安全性アップ(充放電サイクル3,500回以上)
製品仕様
製品名 | EcoFlow DELTA Pro |
サイズ(梱包時) | 75.2×56.5×36.2cm |
重量(梱包時) | 45kg |
電気容量 | 3,600Wh |
DELTA Proの口コミ
- 初期投資はかかりますが、10年は使えるので購入しました。
- 高額なため購入に踏み切るまで時間がかかりましたが、購入して満足しています。
- 近年、停電が続くような災害が毎年のように起きています。防災用に購入しました。
- Bluetooth、Wi-Fi接続にてアプリでポータブル電源状態や各出力のオン・オフ、充電電流の切り替えなど、いろいろ遠隔操作できるのが便利。
※出典 Amazon.com
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防災用にポータブル電源(ポータブル電源)の備えは常識となりつつあります。
口コミ情報でも「備えがあって助かった」とする声が多く、電源確保の重要性を認識する必要があるでしょう。
ポータブル電源を選ぶ際は電気容量と値段のバランスが大切です。
1,000Wh前後のポータブル電源が防災用に最適とされます。
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