マキタは国内トップの電動工具シェア約60%を誇る、総合電動工具メーカーです。DIYに欠かせないグラインダーも、もちろんマキタ製品が大人気。
今回は、マキタ グラインダー100Vのおすすめモデルをランキング形式でご紹介します。
どのグラインダーを買おうかと迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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マキタ AC100V式グラインダーとは
グラインダーとは、円盤型の砥石がついた電動工具。先端のディスクが高速で回転し、金属やコンクリートなどを研磨、切断、切削します。
マキタのグラインダーはバッテリー式かAC100V式の2種類。
○バッテリー式の特徴(充電して使用するタイプ)
- 電源がない場所でも使用できる
- コードがないので取り回しがいい
○AC100V式の特徴(コンセントに繋いで使用するタイプ)
- 手頃な価格なものが多い
- バッテリーが無い分、軽い
- 充電切れの心配や、充電低下によるパワーダウンがない
今回はAC100V式のグラインダーに焦点を当ててご紹介していきます。
マキタAC100V式のグラインダーは、『高速型モデル』『低速高トルクモデル』『無段変速型や電子制御』と仕様が分けられているので、用途に合わせてベストな回転数のモデルを選ぶことができます。
高速型モデル:金属の切断に向いている
低速高トルクモデル:コンクリートなどの硬い素材の切断、研磨作業に向いている
電子ディスクグラインダー
マキタAC100V式グラインダーは通常のディスクグラインダーの他に、電子ディスクグラインダーがあります。
電子ディスクグラインダーの機能はさまざま。電子制御で作業の安定化を図り、よりパワフルに切断・研磨します。
○過負荷保護機能:異常な負荷がかかったとき、電流を制御しモータを保護。負荷を軽くすればソフトスタートで再開する。
○電子リミッタ機能:一定以上の負荷がかかったとき、モータへ流れる電流をカットする。
○ソフトスタート機能:起動時の反動を低減する。
○定回転制御機能:負荷がかかったときも回転の低下を抑え、一定回転を維持する。
これら、便利な電子制御機能が付いていますが、その分通常のディスクグラインダーよりも高価なものが多いです。
電子ディスクグラインダーの購入は、用途と予算に合わせて検討してみてくださいね!
グラインダーとサンダーの違い
(画像はマキタのサンダ・ポリッシャ)
研磨・研削をする工具といえば、サンダーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
確かに、どちらも似た用途で使われますが、実はグラインダーとサンダーには大きな違いがあるんです。
まずグラインダーですが、こちらは回転する砥石で研磨・切断をします。
それに対しサンダーは、サンドペーパー付きのパッドが回転し、主に研磨作業で使われます。
「自分が買うべきなのはグラインダー?サンダー?」と、迷っている方は、これら2つの違いを見比べてみてください。
グラインダーを使える素材:金属、石、木材、コンクリート
グラインダーが得意な作業:石材や金属の切断・金属のバリ取り(・錆や塗料を剥がす・研磨作業)
サンダーを使える素材:金属、木材
サンダーが得意な作業:研磨作業・錆や塗料を剥がす
グラインダーは研磨の他に切断作業も可能で、サンダーは研磨作業に特化しているという特徴があります。
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マキタAC100V式グラインダーの選び方
マキタのグラインダーと一言に言っても、そのラインナップはさまざま。
「特徴は分かったけど、どのモデルを選べばいいか分からない・・・」という方に、ここからはマキタAC100V式グラインダーの選び方をご紹介します。
刃(砥石)の外径
砥石径は100mm、125mm、150mm、180mmから選べます。
外径が大きいほど、より厚い素材に対して使用することが可能ですが、その分重量が大きくなるため扱いにくくなります。
定番サイズは100mm。趣味のDIY程度であれば、扱いやすさの観点から100mm、125mmを選ぶのがおすすめです。
一方で、150mm以上の刃は厚い素材に使用できるだけでなく、広範囲を一気に研磨できるため作業効率も◎
本格的な重作業をする方は、150mm以上の刃を選ぶのが安心です。
回転数とトルク
マキタAC100V式グラインダーには、『高速型モデル』と『低速高トルクモデル』があります。
○高速型モデル:回転数12,000min-1前後
金属の切断が得意。高速で回転し、研磨や研削などあらゆる作業が可能
○低速高トルクモデル:9,000min-1前後
石材、コンクリートの切断が得意。パワーがあるので、硬い素材への使用に◎仕上げ磨き加工にも。
どちらの記載もないものには、無段変速や電子制御を搭載しているタイプがあります。
『高速型モデル』『低速高トルクモデル』は、変速型や電子制御付きのモデルよりもコスパがよく、より効率的な作業が可能。
その反面、向き不向きの素材があるので、ご自身の用途に合わせた回転数の製品を選びましょう。
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電源スイッチのタイプ
電源スイッチは基本的に、スライド式・レバー式・パドル式の3種類。
それぞれに特徴があるので、どれが使いやすいか見比べてみてください。
○スライド式:ボディの前方丈夫にスライド式のスイッチが付いているタイプ。
親指で簡単にスイッチ操作ができるので、スムーズな電源のON/OFFが可能で安全面も◎ただし、使用中誤ってスイッチをスライドしてしまい、意図せず電源を切ってしまうことも。
○レバー式:スイッチが後方(コード配線付近)に付いているタイプ。
ボディのどの部分を握ってもスイッチを押してしまうことがないので、作業性に優れています。ただし、片手でスイッチを操作することができないため、頻繁な電源のON/OFFには不向き。
○パドル式:ボディの下部に付いている、握り込むタイプのスイッチ。
スイッチロック解除+スイッチの握り込み、2つの動作で電源がONになり、手を離せば電源がOFFになります。誤って電源を入れてしまう、ということが起こりづらいので安全面では最も優秀。ですが、作業中は常にスイッチ部分を握り込んでおく必要があるので、連続作業には不向き。
GA5010・GA6010の機種のみ、トリガー式のスイッチが採用されています。ハンドルにあるトリガーを引いて操作するタイプです。
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それではここからは、マキタAC100V式グラインダーのおすすめモデルをランキング形式で5選ご紹介します!
第5位 マキタ 100Vグラインダー GA5093
まず初めに第5位は、パワーも安全性も両立しているGA5093。
パドルスイッチ+ブレーキ機能が付いているので、スイッチを離せばブレーキが働きぴたっと止まります。
また、スイッチを握っているときに誤ってコードに繋いでしまった際、急に作動するのを防ぐ再起動防止機能も。
他には、キックバックが起きたときに自動的に停止してくれたりと、事故防止において安心できる機能が盛りだくさん。
キックバックとは?:ディスクに負荷がかかり回転数が急低下したとき、反発によって素材や機体がはじき飛ばされること
グラインダーを使い慣れていない方には、このように安全面に配慮されているモデルがおすすめです。
さらに、このモデルは回転スピード調整ダイヤルが付いており、2,800~10,500回転を5段階で調整することが可能。
低速から高速まで対応しているので、幅広い用途・素材に使用できます。
砥石外径(mm) | 125 |
回転数(min-1)[回転/分] | 2,800~10,500 |
消費電力(W) | 1,430 |
質量(kg)※サイドグリップ除く | 2.7 |
コード(m) | 2.5 |
(マキタ公式HPより)
第4位 マキタ100Vグラインダー GA4041C
安定性・使いやすさを重視したい方には、電子ディスクグラインダーのGA4041Cがおすすめ!
グラインダーは作業中、回転による強い衝撃があり、慣れていない方だとコントロールが難しいと感じてしまうでしょう。
GA4041Cは、微振動を吸収し作業中の振動を抑制してくれる、新スーパージョイントシステムが付いています。
他にも、回転方向の振動を吸収するC形板バネを採用。クッション効果で振動を低減するので、作業中の安定感は抜群です。
それに加え、定回転制御・過負荷防止機能・ダイヤル変速・ソフトスタートなど、様々な電子制御機能が作業をサポート。よりなめらかな研削・切断作業が可能です。
握りやすいサイドグリップや、手にフィットする最適な形状で作られた持ち手部分など、動作の安定性だけではなく快適な使い心地も重視されています。
砥石外径(mm) | 100 |
回転数(min-1)[回転/分] | 2,800~10,500 |
消費電力(W) | 1,400 |
質量(kg)※サイドグリップ除く | 2.4 |
コード(m) | 2.5 |
(マキタ公式HPより)
第3位 マキタ100Vグラインダー GA4034
優れた耐久性と直感的な使い心地。第3位は、過酷な環境でも対応できる高速型グラインダーGA4034です。
こちらは、粉じんが入りにくいラビリンス構造を採用。
それに加え、防じんベアリング・防じんワッシャを備えているので、コンクリートの削り粉が舞う環境でも故障の心配が低く、安心して使用できます。
また、風窓の位置を工夫し効率的に冷却できる構造を作っており、粉じんや高気温の中でも優れた耐久性を発揮してくれます。
GA4034の特徴は耐久性だけではなく、使用感のよさも人気の秘密。
スイッチはパドルタイプ。握り込めばスイッチを入れられるので直感的に操作できます。
手首への負担が少ないグリップ角度や、滑りにくいリブ付きボディなど、快適な使い心地にもこだわっています。
砥石外径(mm) | 100 |
回転数(min-1)[回転/分] | 12,000 |
消費電力(W) | 720 |
質量(kg)※サイドグリップ除く | 1.5 |
コード(m) | 2.5 |
(マキタ公式HPより)
第2位 マキタ100Vグラインダー 9566CV
電子ディスクグラインダーの9566CVは、パワー・電子制御・ダイヤル変速、全てが揃ったモデルです。
まず一つ目の特徴としては、最大出力が1800Wとハイパワーな点。硬い素材でもパワフルに切断することができます。
ですが、電子制御により起動時はソフトスタートで反動を抑えてくれるので、パワーが強いのにブレにくく使いやすさも抜群です。
ディスクに一定以上の負荷がかかったときに衝撃を緩和し、なめらかな切断をサポートする衝撃緩和システム。さらには、異常な負荷がかかった際に電流を制御しモーターを保護する過負荷保護機能を搭載。スムーズに作業するための機能も申し分ありません。
さらに、9566CVは5段階ダイヤル変速タイプなので、加工材や作業内容に合わせて回転数を変えることができます。
大理石から金属、切断からサビ落としまで、さまざまな用途に対応する便利なモデルです。
砥石外径(mm) | 150 |
回転数(min-1)[回転/分] | 4,000~9,000 |
消費電力(W) | 1,400 |
質量(kg)※サイドグリップ除く | 2.4 |
コード(m) | 2.5 |
(マキタ公式HPより)
第1位 マキタ100Vグラインダー 9533B
プロも愛用する1台!9533Bは、パワー・耐久性・価格のバランスがとれたモデルです。
960Wと十分なパワーを持ちながらも、2万円をきる手に取りやすい価格。迷ったらならコレ!とおすすめしたいのが、9533Bです。
風窓の位置を工夫して配置することで、効率的にモーター・ギア部分を冷却。夏の暑い日でも熱ダレを起こしづらく、作業強度を安定させます。
また、粉じんが侵入しづらい構造にもなっているので、研磨粉や砂埃が多い過酷な環境でも安心。
ボディは細径φ56mmとスリムで、握りやすく手が疲れにくいのが嬉しいポイント。質量も1.5kgと軽く、連続作業にも向いています。
趣味でDIYをしたいけど、あまり高価なものや重たいものは気が引ける...という方は、ぜひ9533Bの購入を検討してみてください!
砥石外径(mm) | 150 |
回転数(min-1)[回転/分] | 12,000 |
消費電力(W) | 720 |
質量(kg)※サイドグリップ除く | 1.5 |
コード(m) | 2.5 |
(マキタ公式HPより)
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マキタのグラインダーで安全に作業しよう!
グラインダーを選ぶときはパワーのみを考えがちですが、一番重要なのは安全性です。
刃が高速で回転する工具なので、一歩間違えれば大事故が起きる恐れも。
キックバック時や異常な負荷がかかった際、一時的に動きを止める機能など、安全面に配慮された機能を確認して購入しましょう。
マキタのAC100V式グラインダーで、安全かつ快適にDIYを楽しんでくださいね!
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