
モバイルバッテリーの発火ニュース、最近よく見かけませんか? 万が一に備えて耐火袋を用意しておくと、かなり安心感が違います。
モバイルバッテリーの耐火袋を買う前に確認したいこと
耐火袋を選ぶときに見てほしいのは、耐熱温度、サイズ、素材の3つです。
耐熱温度は最低でも500度以上あるものを選んでください。 リチウムイオン電池の熱暴走は300〜400度に達することがあるので、余裕を持った温度設定のものが安心です。
サイズはモバイルバッテリー1台分だけでなく、ケーブルやイヤホンも一緒に入るくらいの余裕があると使い勝手がいいですよ。
素材はグラスファイバーやシリコンコーティングが主流で、どちらも十分な耐火性があります。

耐火温度の表記は製品によってバラバラなので、「何度まで耐えられるか」を必ず確認してから買うようにしてください。
モバイルバッテリー耐火袋おすすめランキング5選
5製品の比較表です。
| 商品名 | 耐熱温度 | 素材 | バッテリーの出し入れしやすさ | カバンに入れたときのかさばり感 |
|---|---|---|---|---|
| へいりん 耐火バッグ 三層構造 | 記載なし(三層構造) | グラスファイバー+シリコン | 開口部が広くて楽 | 薄いのでほぼ気にならない |
| ブレイン BR-964 1200℃耐熱 | 1200℃ | SGS認証素材 | ファスナーがスムーズ | 少し厚みがある |
| サムコス 耐火防水ケース | 記載なし | 耐火+防水素材 | ファスナーが硬め | 書類も入る大きさ |
| サムコス 防火バッグ 2個セット | 記載なし | 耐火素材 | コンパクトで入れやすい | 2個あるので使い分けできる |
| Yosoo リポバッテリー収納袋 | 記載なし | グラスファイバー | 袋タイプでやや入れにくい | ペラペラで場所を取らない |
第1位:へいりん Heirin 耐火バッグ 防火袋 三層構造

三層構造になっていて、外側のグラスファイバー、中間の断熱層、内側のシリコンコーティングで熱をしっかりブロックしてくれます。
実際に手に取ってみると、思ったより柔らかくてカバンのポケットにもスッと入ります。 モバイルバッテリーはもちろんケーブルやUSBメモリも一緒に収納できるサイズ感がちょうどいいです。
ただ、ファスナー部分の縫製がやや甘い印象で、乱暴に扱うとほつれてきそうな感じはあります。 丁寧に扱えば問題ないレベルですが。

三層構造の耐火袋がこの価格帯で手に入るのは正直コスパがいいです。 迷ったらまずこれを試してみるのがいいと思います。
第2位:ブレイン モバイルバッテリー耐火ケース BR-964

SGS認証を取得していて、耐熱温度1200℃という圧倒的なスペックが目を引きます。 これだけの耐熱性があれば、万が一バッテリーが熱暴走しても周囲への延焼をかなり防げるはずです。
手に持った感じはしっかりした厚みがあって、「これなら本当に火を防いでくれそう」という安心感があります。 ファスナーの開閉もスムーズで、毎日の出し入れにもストレスがありません。
デメリットとしては、他の製品よりやや価格が高めです。 ただ、SGS認証という第三者機関のお墨付きがあるので、信頼性を重視するならこれが一番です。

1200℃耐熱って、普通の家庭の火災でも900℃くらいなので、かなり余裕のある設計です。 お子さんがいるご家庭には特に安心できる選択肢だと思います。
第3位:サムコス 耐火防水ケース 耐火バッグ

耐火と防水の両方に対応しているのがこのケースの特徴です。 モバイルバッテリーのほか、パスポートや通帳などの貴重品も一緒に保管できるサイズなので、防災用としても使えます。
正直、モバイルバッテリー専用としてはちょっと大きすぎるかなという印象です。 カバンに入れて毎日持ち歩くには向いていませんが、自宅で充電中のバッテリーを入れておくとか、旅行のときに貴重品と一緒に収納するという使い方なら便利です。
ファスナーがやや硬めなので、開閉に少し力がいるのが気になりました。

「モバイルバッテリー専用」というよりは「貴重品をしっかり守れるケース」という感覚です。 防災バッグに1つ入れておくと、いざというとき役に立ちますよ。
第4位:サムコス リポバッテリー 防火バッグ 2個セット

2個セットなので、1つは自宅の充電スペースに、もう1つはカバンの中にと使い分けられるのがうれしいです。 コンパクトなサイズでモバイルバッテリー1台がぴったり収まります。
ドローンやラジコンのリポバッテリー用として作られている製品なので、モバイルバッテリーにはサイズ的にちょうどいいか、やや大きめの機種だとキツいかもしれません。 購入前にお手持ちのバッテリーのサイズを測っておくのがベターです。
価格がかなり手頃なので、「とりあえず1つ持っておきたい」という方にはいい選択肢です。

2個セットで安いのは魅力ですが、耐火温度の明確な記載がないのが少し心配なところです。 気になる方はレビューも合わせて見てから判断してください。
第5位:Yosoo リポバッテリー収納袋 防炎 耐火バッグ

シンプルな袋タイプの耐火バッグで、グラスファイバー素材でできています。 ペラペラで場所を取らないので、カバンのすき間にサッと入れておけます。
ぶっちゃけ見た目は「ただの銀色の袋」という感じで、高級感はゼロです。 でも、そもそも耐火袋にデザイン性を求める人はいないと思うので、「安くて薄くて入ればOK」という方にはちょうどいいです。
注意点として、ファスナーではなくマジックテープで閉じるタイプなので、密閉性はそこまで高くありません。 充電中にバッテリーを入れておく用途にはあまり向いていないかもしれません。

マジで安い!!この値段で耐火素材の袋が手に入るなら、保険として1つ持っておいて損はないです。
耐火袋の正しい使い方と保管するときの注意点
耐火袋は買っただけで安心してしまいがちですが、使い方を間違えると効果が半減します。
2. 袋の口はしっかり閉じておく(開けっ放しだと意味がありません)
3. 耐火袋自体を直射日光の当たる場所に置かない
4. 定期的に袋の状態を確認し、破れや劣化があれば交換する
充電中が最も発火リスクが高い時間帯です。 寝る前に充電をセットするなら、耐火袋に入れた状態で充電する習慣をつけてください。 これだけで万が一のリスクがグッと下がります。

枕元で充電しながら寝ている方は本当に多いですが、耐火袋に入れるだけでもリスクがかなり違ってきます。 ちょっとした手間で安全性がアップしますよ。
耐火袋と一緒に用意しておきたい防災アイテム
耐火袋のほかにも、周辺のアイテムを揃えておくともっと安心です。
リチウムイオン電池の火災はABC消火器では対応しにくい場合があります。 エアゾール型の消火スプレーを1本用意しておくと初期消火に役立ちます。
不燃性の充電台(セラミックトレイなど)
耐火袋と組み合わせて使うことで、充電中の安全性がもっと上がります。 100均のセラミック皿でも代用できますよ。
煙感知器(電池式)
キッチンには設置義務がありますが、寝室にも追加で設置しておくと、充電中の異常にいち早く気づけます。

消火スプレーはホームセンターで1000円くらいで売っています。 「備えあれば憂いなし」なので、まだ持っていない方はこの機会にぜひ。
モバイルバッテリーの発火リスクを下げるために気をつけること
耐火袋で「もしもの被害」を最小限にできますが、そもそも発火させないことが一番大事です。
バッテリーが膨張している場合、内部でガスが発生しています。 そのまま使い続けると発火や爆発の原因になるので、すぐに使用を中止して自治体の回収ボックスに出してください。
純正品や信頼できるメーカーの充電器を使う
格安の充電器は過充電保護がついていないことがあります。 Anker、CIO、Belkinなどの信頼できるメーカーの充電器を使いましょう。
高温の場所に放置しない
夏場の車内やヒーターの近くは絶対に避けてください。 リチウムイオン電池は45℃を超えると劣化が加速し、発火リスクが上がります。

微妙に膨らんでるかも?と思ったら、もったいないけどすぐに処分してください。 数千円のバッテリーで火事になったら取り返しがつきません。
筆者:電山タケルモバイルバッテリーやポータブル電源を中心に、充電機器全般を得意としています。 メーカー担当者や消防関連のリサーチをもとに、安全面を重視した記事を執筆しています。
